7月3日
将来の夢
H:今日は将来の夢について語ってもらおうと思います。漠然と・・。外国に行きたいとか。
D:外国に行って何かしたいとかそういうことですか?住みたいとか。
H:じゃあ、将来資格を取ろうと思って勉強している人。教員とか。
G:私は司書。
D:私は国語の教員の資格を取ろうと思う。自分が先生になって教えてるところを考えると面白い。
H:小さい時は夢があった?
F:小さい時は色々あって、コロコロ変わってました。小学校の時の文集で、将来の夢はお花屋さんって書いてて、でも絵はバレリーナを書いてました。
H:真剣に考えて、諦めたとかありますか。
F:イラストレーターになりたくて、中学の時に美術部に入ったけど、レベルが違いすぎて、美術部は続けたけど、仕事としては諦めた。
H:資料を持ってはこれなかったんですけど、インタビューされた人は一条ゆかりさんで、この人は高校の時に漫画家になることを決めて、その時は徹夜も楽しかったけど、売れて楽しくなくなったらしい。夢や、やりたいことは仕事にしてはいけないのかな。
A:苦痛な仕事をすることはもっと辛いと思う。
B:職となると生活がかかってくるから。
H:プロになると書きたいことが書けない。
C:歌手でもあるよね。売れる歌を出すとか。それと同じかな?
H:リクルートの資料で、夢もあるけど仕事もしている。これを読んでいて、こういう生き方いいなぁと思った。仕事とは別の時間を作って好きなことをする。
I:結婚できないね。
H:こういう生き方したいですか。
F:できるならしたい。
C:私は今はいろんなことをしたいから、今の時点では仕事と好きなこと別々にはできない。とりあえず挑戦。
A:これしてたら寝る時間無いよね。
B:趣味以外の時間で私生活を長くすることが楽しくなくなるとやだな。好きなことしたいとは思うけど
C:ここに限られた時間だからこそ身が入る。友達も忙しい方がいいって人がいて、暇だったら時間を無駄にしてしまうって。
F:わかる気がする。時間無いと焦って色々やる。時間があるとダラダラして何もしないHさんは夢は?
H:今はない。
F:私は大学になって探そうと思って。中国語をペラペラにしゃべれるようになりたい。
I:うちの学校、中国語のレベルは高いんだよ。とにかくすごいんだ。馬先生がずいぶんやってる。
A:馬先生はすごい厳しいらしい。中国でアナウンサーしてたらしいよ。
I:大会で上位全部うちの学生。
H:大学に入って何かを得とくしようと思ってます。大学に入って何かやろうと思って入った人いますか?絶対何かやろうとか。
A:外国に行こうと思った。
B:大学に入ると、短期より留学したい気持ちが強くなった。
A:高校は受験だけの勉強で、勉強と部活をひたすらしてたけど、大学に入ると自分の好きなことができるから、見つかるかな。
H:大学に入る前は外国に行きたかった。今は日本に・・。
I:バンコク4日間で398は安い。今、旅行する人が少ないのかな。国内の方が高い気がする。
H:私は寮。同じ部屋の人は夢に向かって一直線。
I:国際は夢が決まっている人が少ない。そういう学部。
B:どうしてもなりたい夢があったから、その夢のために習い事をしたことがある。これになりたいがための手段で、楽しくなかった。今はいろんなことをして、その中でやりたいことが決まればいいなと思ってる。
H:寮の子に、そんなに早く決めていいの?と言うと、その子は目標がないと進めないと言ってた。そういう生き方もあるんだなぁと思って。私も夢が見つかればまっしぐらになりそう。
A:はじめはわからんからいろんなところを見るけど、見つかったらまっしぐらでいいんじゃないかな
B:夢があって、そのために。夢があると頑張れる、それが支えになる。
A:なんか、見ててかっこいい。
H:3・4年になるとそうなるのか。
B:あんまり聞かんね。
A:2年生で、突然留学することを決めて、TOEFLとかの勉強はじめて、留学が決まって。大変やけど、夢が叶うってすごいと思った。かっこいいと思った。まっしぐらになる人いいんじゃない?
H:別のテーマですけど、アリとキリギリスってあるんですけど、自分はどっちだと思いますか。
I:みんなはこの話知ってる?
H:終わりが4つあること。
I:伝統ではキリギリスが死ぬ。2つ目は最後にキリギリスが改心する。3つ目はアリが過労死する。4つ目は共存する。
H:アリが正しくてキリギリスが正しくないという前提が定着しているみたいで。
B:私はやっぱりどっちかがこうとかじゃないと思う。夢の実現には努力が必要だけど、今という時も楽しみたいから、楽しむのも楽しむし、夢に向かっての努力もしたい。両方したい。
D:4パターン目の話を聞いて、私は近いと思った。私は音楽が好きで、ライブしたりするんですけど、仕事としてではなく、これからも続けていくと思う。仕事の枠で考えるのではなくて、やればいいんでは?
B:欲望と夢とがわからない。
C:夢の話についてで、普通、みんなこれがしたい、これが好きで夢を持つじゃないですか。知り合いで、国語教員になった人がいたんですけど、何でなったのかと聞くと、なりたかったからって。でも昔、国語苦手で、大学決める時悩んで。国語力が無いから国語の勉強をして、教員になった人がいた。
F:好きなんだけど、できないとかじゃないですか。
C:国語の教員になりたいという気持ちで。
A:ある家庭科の先生は、家庭科が苦手で、苦手な人の気持ちがわかってあげられると思って先生になったんだって。
D:つい最近にも、他にやりたいことがあって、学校をやめようかどうか悩んでる人がいる。都会に出て、専門に行きたいとか行って資料を見たりしてる。それって、専門学校の資料見てうまくいくと思ってても、うまくいかんと思う。直接これになりたいがために、これしかないと決めつけるのは、怖いと思う。山口でも小さいことからいろいろできると思う。
H:1年のうちに授業取っといて、3・4年でダブルスクールという手も。
D:方法は沢山あると思う。
B:直接それに向かって最短じゃなくていいのでは?
A:逆に回り道した方が色々見れていいのでは?
I:他の学部で資格を取る人を否定する気はないけれど、よい意味での「インテリ」になるには、幅広い知識が必要。この学部のカリキュラムはとてもいいと思う。人間の幅の広さはやっぱり教養が必要。教養がある人になってほしい。夢は魅力がある人間になることでいいんじゃない?
D:こういう生き方できればいいなぁってあったじゃないですか。自分の中であるの?
H:働いていっぱい稼いで、休みとって、旅行するのがいいかな。
D:そのためにしていることある?
H:何も無いです。バイト始めたぐらい。バイトはじめて、稼ぐことの大変さを知って。
D:私は旅先で勉強しとけばよかったって思うことが多いんですよ。時間があれば本読んだりしたらいいのでは。
A:バイトって社会勉強になるじゃないですか。アメリカではいろいろ転職するけど、日本では転職すると影で色々言われたりする。今は色々なことを知ることができるのでは?
B:今はとても貴重な時期。私もよく悩んだ。
I:若者は悩んでなんぼだから、よく悩んで下さい。
B:学校やめたいって思った時期があった。他の人は夢に向かっているのに、自分は机に向かって。やめたいなぁって思ったけど、他人と比べるのではなくて、色々経験することが大切。雑誌に、自分を待つことも大切って書いてあった。
I:まじめに勉強すると忙しい。
C:一時期やめたかった。転学したいと思ってた。この前うつ病のことやったじゃないですか、知り合いで看護師がいて、話をしてて、すごく共感して。看護士になろうかなぁと思った。今もいいなぁって思う時があるけど、国際の勉強楽しくなってきたし、今ある状況を自分でプラスにもっていけたら。
A:実際、去年学校やめた友達がいた。福祉やけど、何か違うと思ってやめて、福祉系やけど、今は違う大学に行ってる。大学やめるって大きな選択やし、ちゃんとやめる理由がはっきりしてるならいいんじゃない?
H:受験の時、とにかく大学に受かればいいやって人がいて。自分にあってなかったらやめればいいやって人がいた。その子が今どうなったかは知らないけど。
H:今日このテーマを使えば、みんな夢に向かっていっぱい語ってくれることをあてにしてて、沈黙が何回もあってすいませんでした。発表するのは初めてだったので、コピー機と格闘して大変でした。パソコンが苦手だとつくづく感じました。
《編集後記》
今回の「将来の夢について」というテーマは、将来の夢をはっきりもっていない私にとって、はじめはとても重い題材に感じられました。しかし、みなさんの意見を聞いて、人それぞれ将来について悩み、日々考え、過ごしていることを知ることができて、とても気持ちが楽になりました。人の意見を聞くことの大切さを知ることもできて、自分のためになりました。
「実現しないから夢なんだ」という言い方もあるけれど,余り斜に構えないでストレートに「夢の実現」に向けて「夢見て欲しい」と思います.もちろん,私だってまだまだこれからですぞ〜
(鈴木隆泰)