5/16 授業の感想4号と回答
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原文の一部を修正したものがあります.
男子・女子の区別は氏名に基づく判断です.もし間違っていたら遠慮なく申し出て下さい.
『リグ・ヴェーダ』を中心にバラモン教の思想を見ていきました.一神教かつ多神教の下準備が着々とできつつあるのが理解できたと思います.
- 今日面白いと思ったのは、後世のヒンドゥー教の教えの一神教かつ多神教のところです。で、それと一元論と汎神論がお互いに支えて存在してるあたりが面白いと思います。手塚治虫先生の火の鳥を使って説明してくださったのも、とても分かり易かったです。(1年男子)
(手塚先生,最高です.)
- 人間と神は相互関係にあるということで、人間のほうが強いと思います。(1年男子)
(ご明察.ブラーフマナ文献でその方向性が示され,ウパニシャッドでは一層顕著になっていきます.)
- 想像はしてたんですけど、やっぱり女神さまより男の神さまのほうが多いんですね。男の神さまのほうが強いっていうのは、女としてちょっと寂しいです。(2年女子)
(ヒンドゥー教では夫を踏みつける女神も登場しますからお楽しみに.)
- 四姓制度のところで口から、バラモンとか、太股から、肉体労働者ができたというのは、やはりそのでてくる体の位置とバラモンとかは、関係があるんですか?(1年女子)
(その通りです.〈浄・不浄〉の観念が身分制度の基調となっています.)
- 天使(ガブリエル)はキリスト教の信仰だけにしか現れないと思っていました。(1年男子)
(キリスト教とイスラームとは姉妹宗教ですからね.)
- バラモンや王族、庶民、肉体労働者がひとつの体から分離したという話ははじめて聞
いて、面白い話でした。
日常で使う呪文や祭祀で使う呪文はどのくらいあるんですか?(1年男子)
(数まではちょっと... とりあえずは Veda 聖典の文言の数だけ,と申し上げるにとどめさせて下さい (^^;;;; )
- わけあって今日(5/16)ある映画を見に行けません。どうすれば内容を知ることができますか?(1年男子)
(レンタルビデオを借りてはいかがかと...)
- バラモンは具体的にどういう意味ですか?教えてください。(1年女子)
(バラモンは原語では「ブラーフマナ braahma.na」と言い,「ブラフマン brahman と関係する」という意味を持っています.思い通りになることば=ブラフマンを駆使して宇宙の運行や人の運命までも司るのがバラモンなのです.ブラフマンについては次回詳しくお話しする予定です.)
- 授業を重ねるごとに、アジアに対するインドの影響力のあまりの大きさにただ圧倒されている。アジアの根本にはインドがあり、アジア各国なはなんらかの形でインドに影響されたいるのかと再認識した。
それにしても今日のインドの理念には、納得しがたいことが沢山あった。一神教なのに多神教なんて意味が分からない。どうして共存が可能なのか?認め会うなんて不可能に近いだろう。なぜこんなことが可能になったかもっと詳しく知りたい!(1年男子)
(共存できるのです.ヒンドゥー教徒とムスリムも久しく共存してきたのですから.)
- リグ・ヴェーダの中で現された神は人間に近いものだと思いました。また原人の自己解体についても体の上から下に下がるにつれて身分も下がるというところを見ても宗教の中にはその時の時代背景が色濃くうつっていると感じました。(1年男子)
(その通りです.地域・時代が人を育み,その人が宗教を信じるのですから.)
- 自分と違う神様を信仰している人を認める考えは、今の社会に必要な考えだと思う。宗教はその人の考えに大きく影響するものだけど、自分と違う宗教を信じている人を認めることが出来れば少しは争いも減るだろうなと思った。(1年女子)
(「宗教戦争」と呼ばれていても,実際は政治や経済が複雑に絡み合っている場合が多いのです.もちろん,宗教に根ざす部分も少なくはないのですが.)
- どの宗教についても同じなのですが‥。Veda は ^Sruti だと教わったけど、それでも誰かが「河の神はガンガーとしよう。」とか言い始めた人がいたんだろうと思って気になる。先生はそういう所は気になりませんか?(1年女子)
(類似の表現を何度も繰り返しているように,「気候風土・時代が人を育み,人が宗教を信じ育てる」のです.それから,民間伝承や民俗信仰が,だれか一人の思いつきに由来するとは限りません.)
- 今日の世界が発生するお話はとても不思議な発想で印象的でした。インドには神様がたくさんいるけど女好きの神様などなんでも神様にするのはどうなのかと思った。神様は特別な存在というイメージがあったけどなんか人間的な感じがしておもしろかった。(2年女子)
(ところかわれば神もかわるのです.)
- インドの文化は驚くことがおおいけれどしらずしらずに自文化中心に考えていたことに気付かされ異文化理解の第一歩になっていると思います!!!(1年女子)
(それは重畳 :-) )
- 前々回の授業でインド文化が中国を通して日本に伝わってきたという事を言葉の変化を例にして聞いたけど、今日の授業での抽象概念の話を聞いて日本にも似たようなことがあって、日本とインドが繋がりをさらに実感しました。インドに興味がわいてきた時に、映画会でインドの映画を見られるのですごく楽しみにしています!(1年女子)
(山口国際交流映画祭,みんなで盛り上げましょう.インド大使やシタール演奏家との歓談会も予定されています.)
- 原人の話がおもしろかったです。多神教と一神教が同時にあることには驚きました。
イスラーム教とキリスト教は姉妹宗教だといっておられたと思うのですが十字軍はイスラーム教と敵対していたんですよね?姉妹宗教なのに対立するんですか?(1年女子)
(そうなんです.特にキリスト教は戦闘的でした.現在ではその歴史を反省しているそうです.)
- 毎週この日を楽しみにしています(*^_^*)今日も楽しかったです!今日のびっくりインド No.1 はやっぱり原人の自己解体でしょう!!カースト制はこうしてインド人の思想としてあるのですね。体でどんどん下に下がるとそこから生まれた人も身分が低いって分かりやすいのは分かりやすいですけど生まれたときからカースト制で制限されていたなんて、しかも、それが宗教で認められていたなんて嫌なことだと思いました。皆は何前年も続いたことだから平気だったんでしょうか?あと不可侵民っていう身分もあります? (1年女子)
(四姓制度の枠にもれた不可触民(アンタッチャブル)がいます.ガーンディーは彼らの解放には積極的でしたが,カースト制そのものには賛成の立場を取りました.だからといってガーンディーを差別主義者と決めつけることは不適切だと思っています.カースト制には功罪両面があるので,余り短絡的に判断しないようにしましょう.)
- 今日の授業は少し難しかった。「Purusa原人の自己解体」で「千の顔」という発想はどこから来るんだろうと思った。私たちからすると何だか気持ち悪い発想にしか受け止められない。4つのvedaのうちUpanisadが秘伝だということは4つの中で一番重要なのかなと思い、調べてみたら、Upanisad(奥義書)はヨーガ思想の上で非常に重要な部分で、ここに「輪廻転生」「梵我一如に因る解脱」が説かれていることが分かった。聞き覚えのある言葉がここにもまた出てきたと思い、インドとのつながりを感じた。(3年女子)
(私たちとかけ離れているからこそ面白いという側面と,繋がりを感じさせるからこそ面白いという側面があると思います.結局,どちらにしても面白いわけです.)
- こういう我々の日常生活から離れ、体系化されたものはなぜか心くすぐるものがあります。しかしインドにとってこれはまさに真実だったわけで、日常であり、物理法則みたいなものだったわけですよね?
話は変わりまして、インドは一元論かつ汎神論ということですが、それが「化身」の考え方を支えているのでしょうか?それから身分制度の発生の起源はなんとなく分かりますが、それはなぜ維持され続けるのでしょうか?一元論なら破綻しそうですが。(1年男子)
(インドにおける身分制度は,支配階級側からの一方的な押しつけとは言えない性格のものであったため,永きに渡って維持されているのです.一元論とは両立しますし,一元論こそ,この制度の根底にあるとも言えるのです.)
- 私はあまり授業中に声に出して笑うことは無いのですが、今日の体中に女性の性器がある神様を見たとき笑ってしまいました。本当にじんましんみたいで、そこまでしたいか!と言ってやりたくなりました。浮気をする男の人には「今度したら体中を女性の性器だらけにしてやすぞ」と脅すのもいいかもしれません!
インドの Veda について説明が早くて理解しづらかったです。.Rg-veda の最高神がいないところで、アニミズムという言葉がでてきて驚きました。日本のものだと思っていたからです。でも、アニミズムはどこの国でもあるものなんですよね。最高神がいなくて、自然神や生活の中のさまざまのものに魂、呼吸を見出していくことはとても日本的だと感じました。日本も色々な宗教や、思想が混ざりあっていて日本独特のものを持っていて、日常使う針などにも魂を見て、針供養など行いますよね。あと、言葉は力を持っていてそれは口から出ると真実になる、抽象概念もすごく日本的だと感じました。(日本がインド的なのかしら。)こんなに、似た部分があるのになぜ女性に対する考え方が真反対に違うのかと不思議になりました。日本では女性は忌み嫌われて、インドでは尊敬されて。気候が違うからかしら。(4年女子)
(日本でもインドでも,地母信仰のある/あったところでは女性の地位は元来高かったのです.)
- なんと、^Siva の原型が暴風雨の神様だったとは思いませんでした!有名な神様は、太陽神や戦闘の神様のことが多いので、^Siva もそういうのが元だと思っていました。でも、もし太陽神だったら頭のガンジス川が沸騰してしまいますね・・・
日本でも台風は結構恐ろしいものだし、インドや東南アジアの人たちにとってモンスーンは力強いイメージがあるのも納得です。
暁も太陽のようなものだと思うのですが、.Rg-veda の時代は太陽神と暁の女神をどうわけていたのですか?(2年女子)
(インド神話によれば,太陽は夜になると死に翌日再び生まれてきます.その,生まれたての太陽が暁の女神ウシャスで,彼女は登るとその地位を自分の夫である太陽神スーリヤに譲るのです.)
- 今日の講義では4つある Veda が、それぞれの中でまた4つに別れているということを聞いて、宗教というものは様々な区別や決まり事が合わさって成り立っているということが改めて理解出来た。キリスト教やイスラーム教などから発展した文化も様々な方向性があり奥が深いと感じるけれど、インド文化というのはそれらの文化よりさらに多様性があり様々な地域にいろいろな面で影響を与えているのだと感じた。あと、毎回講義を受けるにあたって、Veda では神と人間の相互依存という点と、多神教であるという点がやはり興味深くおもしろいと感じた。(1年男子)
(インドの影響力は大きいです.)
- Indra の顔は笑えましたが、誰に女性器をつけられたのですか?(1年男子)
(仙人です.「いまいち弱い神」ですから.)
- 日本には七福神みたいな神様とか色々いるけどインドには変わった神がいるんだなーと思った。インドの人たちはどう思っているんだろうか?(1年女子)
(おいおい.七福神のうち,大黒天,弁才天,毘沙門天はインド生まれで,原名はそれぞれ,マハーカーラ,サラスヴァティー,ヴァイシュラヴァナ,です.)
- 私は、インドの神に対する考え方に大きな共感を憶えました。インドにおいて、シヴァ派とヴィシュヌ派に分かれているのならば、お互いに対立しているのだろうと考えてしまいがちですが、実際は違う。何故かと言うと、元々は同じだからだという、一神教でもあり、多神教でもある、この考え方は現在の世界情勢を考えた場合、特に重要になってくるのではないでしょうか。見田宗介氏も、「インドはとにかく何でも飲み込んでしまう」と語っているように、インドならではの「寛容さ」は大切だと思います。アメリカのブッシュ大統領は、「様々な文化や宗教があって当たり前」、「戦争は人々を殺し、環境も破壊する残虐な行為だ」という単純な事実を理解するべきです。私も、宗教や異文化に対する理解を深められるように努力したいと思います。(1年男子)
(期待しています.)
- 一(いち)であって、多である。多であって、一であるインド。深いぜ、インド!他の宗教と違い、多信教であることは知っていたが、ほんとにいろんな神様がいるな……と、感動すら覚えた。 『ブラフマンとアートマンが、本質的に同一』とは、どういう事なのか、よく分からなかった。(宇宙と個人が結びつかない……。) カースト制度に基づく『バラモン教』。そんなバラモン教を批判する革新的な思想が登場してもいい気がするんですが、それが、仏教なんですか?質問ばかりですいません。(1年女子)
(バラモン教に真っ向から対抗するのが,紀元前5, 6世紀頃に活躍した「自由思想家 シュラマナ」と呼ばれる人たちです.仏教の開祖である釈尊も,当初はシュラマナの一人として修行していましたが,バラモン・シュラマナどちらにもとらわれない道を見出し,ブッダ(目覚めた人)となったのです.仏教についてはこちらのページを見てみてください.)
- アーリア人とインド土着の民族とは、差別を残したまま一つの民族となっていったのだろうか?それとも差別が無くなった後で一つの民族になったのだろうか?気になるところです。(4年男子)
(混ざり合いながら差別を作りつつ現在に至っています.)
- 暁の女神の最初のつづりはUorVのどちらですか??(1年女子)
(ウシャス U.sas です.)
- インドでは何でも神になりそうな気がします。太陽が神になるということは何となくわかる気がしますが、火や暴風が神になるということは少し不思議です。それなら水の神や雷神があってもおかしくないと思います。(1年男子)
(水天,雷神ともにいます.インドラは雷神ですし.授業,ちゃんと聞いてた??)
- インドには太陽神、火の神、暴風神…など、さまざまな神がいることに少し違和感を感じました。私は今まで、カトリックの学校に通っていて、ただ1つの神だけを認める考え方しか知らなかったからです。昨日、「モンスーン・ウエディング」を見ました。インドの婚礼の様子がよく分かりました。(1年女子)
(世の中にはいろいろあるのです.世界は広いですから.)
- インドにはたくさんの神がいる。しかしその神たちは皆同じ出身でなくアーリア人だったりインドの現住の神だったり…。何か僕はインドが少し日本ににているように思った。何がかと言うと、日本にもたくさんの神がいる。しかもインドと同じようにいろいろな種類の神がいて、最高神もいない。しかもどの神が強いかの争いもしない。現在の日本はそれほど信仰が強いわけでもないからかもしれないが…。しかしインドはまだまだ奥が深い…サティアにはまだまだたどり着けそうもない。もっと勉強をしよう!(1年男子)
(日本の氏神には「天照大神」という最高神がいますよ.)
- 昨日映画見に行きました!先生を発見しました。すごくいい席で見ていらっしゃいましたね(笑)(1年女子)
(かなり気合いを入れて早めに行きました (^^) )
- 時間を重ねるごとに講義の内容が難しくなってきているようで、あせっています。でも、インドの話はとても面白いし、毎回新たな発見があるので好きです。
今回の講義では、purusa原人の自己解体がとてもびっくりでした。1つのものが解体してバラモン、王族、庶民、肉体労働者が出来たという考えなら、身分制度なんておかしな考えだと思います。同じものから出来たのなら、みんな同じなのだから身分も同じなのに・・・。なんだか難しいですね。(1年女子)
(そうです.変ですよね.「根元的には同一」だから「現実的には差別」があっても容認する,ということなのです.)
- なぜ、インドに攻めてきたアーリア兵士である Indra に人気があったのでしょうか。(1年男子)
(バラモン教はアーリア人中心の信仰だからです.)
- 少し難しくなってきました。あのぶつぶつが女性器とは思いもよりませんでした!「モンスーン・ウェディング」見ました!インドの社会の制度などがちょこちょこでてきて解りやすかったです。衣装も派手で綺麗で見てて飽きませんでした。お父さんが娘を守るために頑張った所で泣きそうになりました。(1年女子)
(おお,熱いぜ! )
- Purusaは想像すると怖いけど、先生の図では何だか可愛かったです。(1年女子)
(しっかり写しましたか? )
- 今回の授業の内容は複雑だったと思う。昔、キリスト教とイスラ―ム(イスラム)教が争っていた頃にインドのヒンドゥー教はキリスト教もイスラーム教も元をたどれば同じだと争いを嫌った、と聞いた時は『なんて、インドは心が広いんだ!!』と思いましたが、インドでは身分差別(区別?)がある…。謎です。
驚いたことは、ドイツ語の『呼吸する』がインド語源であったとです。そして、『火の鳥』も。まさに、インド文化は底無しの胃袋だと思いました。(1年男子)
(同一性と差異性の共存については,後ほど授業の中で説明する予定です.)
- 最近の授業は、知らないことだらけで、理解するのがかなり難しいです。だからあまりいい感想はかけませんが、なるべく理解して頑張ってインドの知識をふやしていきたいです。(1年女子)
(インド思想を理解するための基礎的知識なので,少々つらいかも知れませんがもうちょっとお付き合い下さい.いずれぱーっと晴れ渡りますから.)
- 授業で自然神についてはなされていましたが、あれは何か古代の日本の考えにも似たようなことがあると思うのですが、このこともやはり何か関係があるのでしょうか。(1年男子)
(アニミズムは世界に広く見られる宗教観念の一つです.両者に直接の連関があるわけではありません.)
- 前回の授業では,豊かな自然環境や多神教,アミニズムなどの点で日本の神道によく似ていると思いました.しかし,今日の .Rg-veda の本集の説明で,一神教かつ多神教に発展し,また,それを支える一元論及び汎神論という論理までいくと,違う方向にどんどん行くのだなと感じました.
このどんどん根源的かつ拡大的な感じは日本にはちょっと無い感じですね. 同じような豊かな自然や農耕民族でも,片や島国で異民族の流入や侵略がほとんど無かった日本と片や異民族や異文化の流入が激しく,侵略の脅威が常にあるインドとの違いでしょうか.
インド映画は想像していたより,あたりまえかもしれませんが,まったく現代の話でした.インドでも,起こっていることは日本やアメリカと同じで,結婚式のために親族があつまり,不倫あり,ロリコンおじさんあり,頼りないお父さんがいざという時はき然としたり.
インドの結婚式はとても派手でお金がかかりそうだったのと,時々入るインドの町の喧騒がすごいと思いました.あのオレンジ色の花はなんの花なのでしょうか.食べてましたが.
インド大使の東京裁判とインデイラのお話は印象的でした.(3年女子)
(マリーゴールドでしょう.古くから薬用や料理用に使われているそうです.)
- 一神教で多神教って成り立つのかなぁと思ったけど一元論と汎神論の考えが根底にあるのを知って一神にこだわるよりも賢明だなぁと思った。またアーリア人が入ってきた後では神にも男性の方が偉いというのが反映されて男性の神が多いことにがっかりした。アーリア人って恐いなぁ。でもIndraはちょっと魅惑的で引かれるところも無きにしもあらず。それからバラモン教とヒンドゥー教は元は同じものだと分かったけど今のヒンドゥー教の方が真のインドって感じがした。それでもインドは深くてステキ満載。あ〜Indra、Indra.(1年女子)
(ヒンドゥー教=インド文化そのものですからね :-) )
【総評】第一回山口国際交流映画祭でのシタールの演奏,最高でした.思わず吸い込まれそうで,その演奏に立ち会えた幸せを感じました.さて,次回はいよいよウパニシャッドに入っていきましょう.(鈴木隆泰)
suzuki AT ypu.jp