6月6日
メディア規制3法案


A:皆さんはメディア規制3法案について知っていますか?大まかに説明すると、この法案には3つあって、個人情報保護法案、人権擁護法案、青少年有害社会環境対策基本法案です。個人情報保護法案は 、個人情報の保護・管理体制を法的に整備する事を目的とするものです。人権擁護法案はメディアによる人権侵害を規制したりストーカー等による問題もここに入ります。青少年有害社会環境対策基本法案私は、18歳以下の青少年の健全な育成を行う為に、青少年を取り巻く社会環境を整備するものです。私はこのメディア規制3法案はつくるべきではないと思います。行政が言論の自由を規制するのは間違ってると思います。皆さんはどう思ってるかひとりずつ意見を聞かせてください。
B:テレビの中でキャスターたちが反対している姿が印象に残ってますが、どんな法案なのか自分の中でいまいちはっきりしていないので、賛成か反対かまだよく分かりません。
C:名前だけは聞いたことがありました。いま大まかな説明を聞いた感じでは二つ目の人権擁護法案には賛成です。
D:内容をよく知らなくて今聞いたばかりなので、まだよくわかりません。
E:今、法案の説明などを聞いて思ったことは、なぜ今なのかということです。何かいい気な事件があったわけではないのに。
F:ありましたよ。鈴木宗男の件とか。
E:そうですか。
G:なんだか政治家が自分たちの身を守るためにこの法案をつくりたがってるってきがしますよね。でも、青少年有害社会環境対策基本法案は必要かなという気がします。
H:人権擁護法案のストーカーとかに対するつきまといとかそういったのを規制するのはあってもいいと思うけど、個人情報保護法案や青少年有害社会環境対策基本法案は危険なんじゃないかと思います。
I:よくテレビでこの法案は危険だとか問題だといっている番組やニュースを目にするけど、いまいち自分の中に危機感が無いというのが正直なとこです。
J:今説明を聞いたばかりなのでまだよく分かりません。
F:みんなもうすぐ選挙権を持つか、もう持っているかなのに、あまりにも知らなさすぎるし、関心がなさすぎます。もっと関心を持たなきゃだめです。
A:私が最近思うのはメディアの役割って難しいなということです。情報を与えないといけない反面、そうしてしまうとたいていその裏で誰かが傷ついてしまいますよね。皆さんはこの法案が成立したら危険だと思いますか?
H:保護すべき人とそうでない人がいると思います。政治家とかが、この法案をうまく利用してしまうのは怖いと思います。私たちが払った税金で働いてるんだから、政治家についてはある程度知る権利があると思います。だから、この法案の対象から政治家を除外したらいいんじゃないかと思います。
A:私もそう思います。この法案が成立してしまったら、政治家の汚職事件とかが表に出てくるのが減ってしまうんじゃないでしょうか。
G:この法案は本法廷にもちこまれるのかな?
D:提出はされないんじゃないかと思いますよ。
G:行き過ぎの情報は危険だけど、公務員とかの仕事の時間のことはオープンにされるべきだと思いますね。キャスターたちがテレビで騒いでいるが、視聴率主義でやりすぎたから、こういうふうにつけこまれるんだよ。自由は大事だけど、責任を待たなければいけないよ。言う前から規制するのはだめだけど、言ったことには責任をもたなきゃ。
A:皆さんはニュースを見ていてこれはおかしいんじゃないかと思ったことってあります?
H:よく芸能人が結婚したとか離婚したとかまでワイドショーとかでやってるけど、別に知りたくもないのになと思います。
G:芸能人はある程度自分の情報を売る野も仕事だからね。見たい人がいればそれでいいんじゃないかな。
C:ワイドショーとかって同じことを同じ調子で言うのが怖いですよね。話題になってるのか、メディアが話題をつくりだしてるのかわからないですよね。
K:報道のせいで関係のない人まで迷惑がかかったりしますよね。サリン事件の時のことだけど、犯人じゃなかったのにメディアが犯人だみたいに書きたててて、もう国民は大多数の人がその人が犯人だって思ってましたよね。
B:この前授業で新聞記事について発表したんですけど、新聞に間違ってる箇所があって、間違えてるんじゃないですかって新聞会社に電話したら次の日訂正してあったんですけど、訂正欄っていうのがすごく小さくて、もし見逃したまま間違った情報を信じちゃった人がいたら怖いなと思いました。
G:マスコミのいうことをすべて信じてるわけじゃないから大丈夫じゃないかな。
B:確かにすべてを信じてるわけじゃないけど、影響力は強いと思います。
C:そうですよね。報道されると信じてしまいやすいですよね。反対の見方が見えなくなる可能性もあるんじゃないでしょうか。
G:マスコミって言うのは民衆の立場のようで、ものすごい権力をもってるんだよね。それなのに、今この法案が話題になって、助けてくれ!ってマスコミは言ってる。こんな今のマスコミのあり方には疑問がのこるなぁ。国会はもっと怖いけどね。
A:皆さんは青少年有害社会環境対策基本法案についてどう思いますか?総理大臣が何が有害かを判断して規制するのは私は間違ってるとおもうんですが。
H:規制ってどんなことをするんですか?
A:指導とか監視程度で、罰とかはないと思います。
G:日本は暴力シーンが多いとかって言うけどみんなはどう思いますか?
C:そう思います。アメリカとかって規制されてるんですよね。
K:映画は規制されてるけど、漫画とかは結構自由なんじゃないかな。
G:昔の漫画に比べて今は出血シーンとかが増えたけど影響ってされてるのかな?
F:そういうのをみた人が暴力的になるとは限らないんじゃないですか。やっぱり自分の責任というか、最後に自分をコントロールするのは自分だと思います。
A:心理学の授業で、暴力シーンを見せられた子供は、そうでない子供よりも攻撃的になったっていうのは聞きましたけどね。
B:アメリカではどういったふうに暴力シーンとかって規制されてるんですか?
D:委員会があるんです。
K:映画は規制されてるけど、他にも漫画とかインターネットやゲームとかあまりに多いから総理大臣が決めて規制してもあまり効果はないんじゃないかと思います。
A:子供は素直にそのまま受け取って影響されてしまいがちだから、ゲームとかつくる側も気をつけてほしいですよね。あと、結局は子供の近くにいる親が規制してあげるべきかなと思います。
I:だめと言える親が必要ですよね。
G:今は地域の教育力が落ちてると思いますね。
A:皆さんは情報を全部信じているわけじゃないと言ってたけど、どこで見分けますか?
K:私はけっこう鵜呑みにしてしまいます。
A:私もです。うそという確信がないから本当なのかなって思ってしまいます。
G:ニュースと他の自分の勉強してきたことなどを組み合わせて判断すべきだと思いますね。その情報1つだけでは判断しきれないからね。
A:色々話し合ってみて、情報を鵜呑みにして流されてる感じがしました。あと、やはりこの法案は危険だなと感じました。今日はちょっと難しかったけど、皆さんも情報には気を付けてください。


《編集後記》 今回は難しい話題でしたが、私も含めてみんなあまりにもこのメディア規制3法案について知らなすぎなような気がしました。どの情報が正しいとか誤っているとか見極める力をつけるのもとても大切で重要なことですが、自分のまわりにある情報にもっと触れていくことがまず第一歩だと思いました。今回は、みんながそういうことに気付くよい機会だったと思います。(書記)


この法案をみんながよく知っている上で,「こういう点が賛成」「こういう点が問題,反対」という討論ができればより良かったとは思いますが,政治問題・社会問題への啓蒙という役割は果たすことができたと思います.ワールドカップもいいですけど,ボーっとしていたらいつの間にかとても暮らしにくい日本になっていた!! などということがないように,健全な批判精神を養うことが大切です.

(鈴木隆泰)


基礎演習 I・III

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