11/19 授業の感想3号の評価
感想3号(総数 61)の結果をお知らせします.「自分の意見が載っている,載っていない」「教員のコメントの内容」などは成績評価や感想の質には全く関係ありません.ただし「感想の内容」は評価対象となっています.
複数の同一または類似の感想は,原則的に最初に目についたもののみを採用しました.
原文の一部を修正したものがあります.
男子・女子の区別は氏名に基づく判断です.もし間違っていたら遠慮なく申し出て下さい.
- 東南アジアのイスラーム人口が、全ムスリムの20%というのは分かったのですが、2億人というのは東南アジアの中では何%なのですか?(2年女子)
(東南アジアの人口が分かれば答は出るよね? 早速自分で調べてみてはどうだろう?)
- 今日は山本さんのお話が聞けて楽しかったです。山本さんのお話の中で一番心に響いてきた言葉は、東南アジアに旅をしてきて、日本に生まれた自分たちはなんて幸せなんだろうと感じた、という言葉でした。日本の中でずっと生きているとこれが当たり前になってしまって、こんなに幸せなのに、気に食わない面のほうに目が行ってしまって、今の自分が幸せだって意識しなくなってしまうように思います。人間の欲には限りがないというか・・・。 (3年女子)
(だから私たちには旅が必要なのかも知れませんね.)
- やっぱり直接行った人の話はすごくリアルでおもしろかったです。なんかあまり言語とかの苦労がないみたいだったので、やっぱり外国行ったらしゃべれるようになるのかなと思いました。なんか家で文法とか勉強するより手っ取り早くていいと思いました。質問としてあれだけアジアで旅をするのに、初めにどれくらいの資金を貯めていったのですか?(1年女子)
(私ではなく本人に聞きましょう.連絡先も上の方のリンクから辿れます.)
- 山本さんのお話、とてもリアルだったし面白かったです。タイの話をしているとき、色々と思い出しました。また行きたいという思いがすごく強くなりました。でも確かに、危険が多く潜んでいることは事実なのだということも強く感じました。バックパッカーとなって旅をしたいとは思わなかったけど、色々なところを訪れてみたいと思います。それに伴って色々勉強していくことが必要であると強く感じました。(1年女子)
(私も女性のバックパッカーは勧められません.)
- 今日、先輩のお話の中で、「日本という国に生まれて良かった」という言葉が出てきました。私は、それを肌で感じるような経験をしたことはありませんが、テレビを見ていたり、本を読んでいたりする時に、ふと「日本っていいなぁ」と思うことがあります。しかし、先輩のような経験をしてこそ、その言葉を語っていいものだと思いました。私もアンコールワットが見たいっ!
あと、私の中では、東南アジアはスコールのイメージが大きいけど、大陸部の南半分が、赤道近くより暑くなるとは・・・。東南アジアを訪れる時は、暦と相談しなくてはいけませんね。
これからの東南アジアの問題である、「民主化」が早く解決しますように・・・☆(1年女子)
(ラグナ + レイン → スコール...
はっ(と我に返って),酷暑のタイもなかなかいいですよ.)
- 今日は本当に楽しい話を聞かせていただいた山本さんに感謝したいです。
いくら、本などで勉強したところでその土地が分かるわけじゃないし、直接旅をされた方の言葉は一つ一つがすごく気持ちがこもっているように感じられました。命がけの旅立ったようですが、楽しかった様子がよく分かりました。やっぱり自分の興味のある場所を勉強するにはその土地に行くことが一番早いのですね。この短い大学生活の中で色んな国を知っていきたいと改めて思い知らされました。同じアジアに住んでいながら、あまり理解していないアジア諸国をもっと知りたいです。ちょっとはバックパッカーに憧れてしまいました。(1年女子)
(2番目の下線部は,「もうこれ以上は机上では勉強できない」というまで勉強した人がはじめて口にできることばです.)
- 今回山本さんの話を聞いていて、東南アジアに結構興味が湧いたところで、この授業が終了してしまうのは残念です。山本さんの行動力がただただ羨ましかったです。ASEANが大国の排除という方針を持っていることに、東南アジアの勢いを感じ、今後どのように東南アジアが成長するのかという期待を持ちました。東南アジア、魅力的です。(3年女子)
(興味を持ってもらえて何よりです.これをきっかけに,今度は自分で勉強していってもらえると嬉しいです.)
- 僕の2つ上の先輩が山本さんと同じように東南アジア、インド、パキスタン方面に旅をした人がいます。彼女も日本に帰って来たばかりでも“すぐに向うに行きたい!日本から出たい!”と言っていました。そして、日本の社会に順応できないでいるようでした。僕が話を聞いた2人ともが全く同じことを言っていて驚きました。そして、旅の魅力、アジアの魅力は凄いのだなと思い知らされました。(3年男子)
(「日本社会に適応できない人」はあくまで「日本社会に適応できない人」なのであって,「落伍者」や「ダメ人間」などではありません.“どこも住みにくい”世の中ですが,その中でも可能な限り生きやすい場所を選びたいものです.)
- 山本さんの話は、普段授業では聞けないような事で、とても新鮮でした!それぞれの国にはそれぞれの文化や歴史があり、それらを直接肌で感じたことは、本当に貴重な体験だと思います。またこういう機会があるといいです!(1年女子)
(喜ばれているぞ! よかったな,山本くん!! )
- 山本さんの話はとても興味深いお話でした。自分の目で見て直に体験して考えることはとても大切だし、学校で勉強するのとは一味違った勉強ができるので、すばらしい事だと思いました。自分の力で行動し、偶然的にも現地の人と出会うことは素敵だと思いました。でも危険が潜んでいるという事を決して忘れてはならないと考えさせられました。今は無理かもしれないが一人で海外に行く勇気を持てたら良いと思いました。そしたら、自分の考え方も変わり新たな視点から日本や世界を見られそうな気がします。(1年女子)
(うーん,何と言いましょうか,とっても真面目な解答でよろしいかと.)
- 山本さんの体験談で麻薬や病気などという海外についての恐さをあらためて実感させられました。同時に、日本がどんなに住みやすくて平和な国であるかも思い知らされました。東南アジアの文化を語る時、あの四つの全ての層のうち、一つも欠けてはいけないということは、かつて東南アジアが植民地支配に覆われていたという事実を決して忘れてはならないことも意味するのではないか。(3年女子)
(過去は常に現在とともにあり.要は,どうやって過去と向き合い,過去と付き合っていくかだと思います.)
- 山本さんの体験談を聞いて、バックパッカーは、すべて自分で決断し、責任を持って旅をすることにより、危険な目に合う可能性も高いけれど、それだけに直に現地を体験することができ、自己を高めることができるのだと感じた。それだけに、旅に夢中になってしまい、どんなに旅で怖い思いをしても暇とお金ができるとまたすぐ旅立ってしまうバックパッカーが多いのではないか。それはとてもリスキーな人生かもしれないけれど、同時にとても贅沢な人生だと思う。(2年女子)
(“自己責任”を貫徹することができるなら,悪くはない生き方かも知れないですね.でも,所詮人間は一人では生きられません.どんなに“自己責任”を標榜していても,万一のことがあれば悲しむ人が必ずいることを忘れないようにしたいと思います.)
- バックパッカーを経験された山本さんの話は大変興味深いものだった。私たちが日本にいて体験できないことを今回のように聞くことは大変貴重であると思う。私も一人旅に出て様々な体験をしたいと考えたが、勇気と行動力がないのでやはりやめておこうと思う。でも一生に一度ぐらいは冒険がしてみたい。(2年女子)
(冒険はしたいが命は惜しい,そういう人のために TVゲーム があるのでしょう.私も冒険ものは大好きですし.)
- 日本のように毎日何かに脅えることなく生活できる環境で暮していると、いざ一人で海外旅行するということになるとかなりの勇気が必要です。まして現地の人と交流するにはまず話せなければならないし、その地域の風習や様々な決まりごと、危険なこと、やってはいけないこと等々、最低限のことは事前に調べて知っておく必要があります。日本と同じアジアの諸国へは近いので行こうと思えばすぐに行けます。しかし、私は遠い欧米よりも知らないことが多いように感じています。近いようで遠い存在であるアジア、私だったら思い立ってすぐには絶対行けなと思いました。(3年女子)
(私たちのアジアに対する「ずれた」感覚も,歴史の産物の一つでしょう.)
- 山本さんはよく生きて帰ってこられましたね。集団リンチにあって生きてるなんて奇跡?バックパッカーの旅の話はとても面白かったです。県大の女の先輩にもされている人がいると聞いたことがあります。そのときに、自分も行ってみたいと思いましたが、怖いというイメージがあり、自分にはいく勇気はないなと正直思いました。バックパッカーをするには、その土地にある決まりや習慣を知って、それを破らないようにすることが必要と思う。日本にいると、ほかの文化に肌で触れるということがそうそうないので、そういう意識とかって持ちにくいと思いますけど。。。でも旅するってあこがれます。冒険するの好きなので。(1年女子)
(普通死んでいることが多いです,あの状況なら.)
- 今回の山本さんの話で旅の魅力や怖さがよくわかりました。自分で計画して、行き当たりばったりな旅だったからこそ多くの経験や出会いがあったんだろうなと思いました。そして予定外のことがおきることもバックパッカーとして旅をする醍醐味のようなものだと感じました。お話を聞いて旅をしたくなりました。いつか留学や旅をすることになったりしたら、先生のおっしゃったように、語学を身につけるのはもちろん、人間的に成長できるものになるよう積極的に動きたいです。(1年女子)
(時間をかけ,リスクを冒す以上,たくさんのことを学びましょう.)
- 山本さんには個人的にも色々と話しを聞きましたが、私が彼に一言えるのは「死ななくてよかったな!」ということだけです。また、バックパッカーについては色々な媒体を通して情報を得られますが、知人の生の話を聞けて、とても興味深かったです。いずれアジアを(バックパッカーとしてではないにしても)旅してみたいと感じました。(4年男子)
(お友だちと再会できてよかったですよね(爆))
- 実際にその場所に行って、物を見聞きし、肌で文化に触れれてきた人の話は、興味深いものでした。つい最近「地雷を踏んだらさようなら」という映画を見たばかりで、山本さんの地雷に関するコメントは胸をうちました。誰かの地雷を踏んだ後を見る……衝撃的なことだったと想います。
旅は病であるというお話がありましたが、それは本当に同感です。私もこの夏、国内ではありますが青春十八切符を使って旅行をしました。あれはやみつきになりますね。国外ならなおさら刺激的だったことでしょう。お互いに気をつけましょう。(3年女子)
(“One step on a Mine, It's all over.” ですか.重いです.)
- 山本先輩の体験を聞き改めて色々、知ることができました。私も海外へ出てみたいのですが、さまざまな危険が潜んでいることを再確認してしまったので、でることに恐怖を感じました。しかし海外へ出ることは、良い体験だと思うので、自分の意思で決めた国へ勇気を出して、いつか行きます。バックパッカー以外の方法で安く海外へ行く方法はないでしょうか?
北朝鮮では出国に対して厳しく取り締まられていますが、アジアの他の国で宗教上の理由で出国が許可されない国はあるのでしょうか?
五人の先生方のリレー形式の授業は中途半端になってしまい内実が伝わりにくいというのが難点なのではないかと思いました。(1年女子)
(友人の家にホームステイしながらスカラーシップをもらって大学に通うのは一つの方法だと思います.
授業形式,考え直した方がいいのかなぁ.(ぼそ) )
- 山本さんの体験を聞き改めて色々、知ることができました。僕も、今、韓国から来た留学生ですが、海外の一人旅は無理かと思ってる人が多いと思いますが、実際に海外へ行ったら本当におもしろくて、いい経験になると思います。(1年男子)
(日本で,そしてここ山口で,いっぱいいっぱい学んで下さい.研究室にも遠慮なく訪ねてきて下さいね.)
- 山本さんの話は私にとってよい刺激になりました。私は、留学したいとただ漠然と考えてはいますが、いまいち次の一歩に踏み出せないでいるので、行動力のある人は本当にすごいと思います!私も数ヶ国東南アジアの国に家族旅行でいったことがありますが、山本さんのように自信をもって「得たもの」が言えません。次に海外に行くときは、なにかを感じて持って帰れたら自分にとっては大きな一歩だと思います。バックパッカーとして海外に行くのは怖いですが、海外に行くことでいろんなことを吸収しいろんな人と接していく中で知識もこころもでっかい人間になりたいです!(1年女子)
(♪みんな悩んで大きくなった〜)
- 山本さんの話を聞いて、旅っていいなと思いました。9月に初めて海外へ一人で旅行したのですが(場所は全然違います)、そのときのことを思い出しました。すべてを一人でこなさなければならないので、すごく成長したと思います。それから、最近私は留学するかどうか迷っていて、どうも決心がつかなかったのですが、鈴木先生が最後に、「のらりくらりと旅をするのもいいが、ちゃんと留学して、そこで生活しながら学んだほうがいい」とおっしゃったので、自分も頑張ってみようかなという気になりました。(1年女子)
(その線で頑張ることを,私はお勧めします.)
- 予定時間を少々オーバーしてしまい申し訳ありません。いい経験をさせていただきました。しかし自分の行った国々では全くムスリムの姿を見なかったのですがそれでも東南アジアではムスリムが半分とは、情けないことに実感がわきません。インドネシアに行きなさいという神の啓示なのでしょうか?でも考えてみればマレーシアにはあの独特の帽子をかぶった人を見かけた気もします。
ASEANに関連して。北米のNAFTA、ヨーロッパはEU、中東はOAPEC、アジアではASEAN、日本はどこへ行くのでしょうか?(3年男子)
(匿名にする必要もなさそうなんですが一応 (^^;
日本,どこへ行くんでしょう.というより,どこにあなた・私は行きたいか,を問うた方がいいのかも知れません.われわれは傍観者ではなく当事者なのですから.)
【総評】山本くん,有意義な話をありがとう.でも,wanderlust はほどほどにね.何度話を聞いても,君が無事に帰ってこられたのはやっぱり奇跡に近いのだから.(鈴木隆泰)
suzuki AT ypu.jp